The Midnight Seminar

読書感想や雑記です。近い内容の記事を他のWeb媒体や雑誌で書いてる場合があります。このブログは単なるメモなので内容に責任は持ちません。

2015-01-01から1年間の記事一覧

安倍談話を読んで思い出した「戦前日本の軍事行動の正当性」の話

敗戦後70年の安倍談話を読むと、前半のあたりにちょっとだけ日本のホシュ派が長年言いたがっていたようなことが盛り込まれていて、安倍首相は満足しているのかもしれない。 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていまし…

「PCやタブレットより紙で読むほうが効率的だ」という実証研究いろいろ

最近職場でペーパーレス化を進めようという号令がかかり,たとえば資料を紙で印刷して説明するのはやめて,データで送って予め見てもらってから打ち合わせするようにしましょうとかいう話になった.すでに,作成中の資料を印刷して相談にきた若手社員を係長…

アメリカの裁判所で起きた珍事について

同級生の女の子に裁かれる犯罪者 アメリカの裁判所で、中学の同級生だった男女が、被告人と裁判官として偶然再会するという珍事があったらしい。 www.huffingtonpost.jp オレンジ色の囚人服を着たアーサー・ブース被告の顔を見て、ミンディー・グレーザー裁…

武力行使の「大義」の問題について

安保法制の問題で、こういう記事があった。 NEWSポストセブン|「ぼく達は戦争に行かないぞ」 若者たちの反戦運動に違和感│www.news-postseven.com 中身を読むと、次のようなことが述べられている。 <この国の法案が通れば、他の国の戦争に日本の若者が巻き…

咳喘息の薬

今日から下の写真のような薬を吸い始めました。 内科でもらってきた咳止めなんですが、先生曰く、「飲み薬を3つ4つ飲んでも、こいつには敵わない」というレベルの強力な吸い薬らしいです。(飲み薬ももらったのですが。) 中には細かい粉末が入っていて、…

マーサ・スタウト著『良心をもたない人たち』("The Sociopath Next Door")が規定する「サイコパス」の特徴

良心をもたない人たち (草思社文庫)作者: マーサスタウト,Martha Staut,木村博江出版社/メーカー: 草思社発売日: 2012/10/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る 著者は臨床心理学者。本書の主張は、とにかく「良心を…

大阪都構想の住民投票で明らかになったのは「シルバーデモクラシーの威力」ではなく「若者の浅はかさ」

都構想を誤解している人たち いわゆる大阪都構想についての住民投票*1で反対が多数となり、都構想はめでたく否決されたわけだが、年代別賛否割合のグラフをみて「若者は賛成多数だったのに70代以上の老人の反対が多かったせいで、改革が妨害された」と論じる…

「トップセールス」って英語で何ていうのか?

ビジネス用語の話なんてべつにこのブログに書きたいわけではないのですが、日本語のサイトで調べても適切な情報が見つからなかったので、ちょっとググってみた結果をメモしておきます。将来誰かの役に立つかもしれないのでw 「トップセールス」という言葉は…

JASRACからペギー葉山「南国土佐を後にして」の歌詞の削除要請があった

はてなから1月7日に次のようなメールがきてました。 こちらははてなサポート窓口です このたび、midnightseminar 様のサービスご利用において、歌詞の無断転載が行われており、著作権侵害に相当するとして、著作権管理団体であるJASRAC(一般社団法人日本音…