引用
○ 私の実践している社会学的方法は一に帰して、社会的事実はものと同じように、いいかえれば、個人の外部にある実在と同じように研究されなければならない、という基本的原則の上に立てられている。(p.13) ○ 自殺とは本質的に男性的なものの表現である。女…
構造と力―記号論を超えて作者: 浅田彰出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1983/09/10メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 183回この商品を含むブログ (137件) を見る ちょうど大学1年生のときに読んだのだが、この本で感心できたのは以下の部分のみかも知れ…
久しぶりにパラパラと読み返してみた。(岩波文庫版) ○ 高い感覚の強さではなく、むしろその持続が高い人間を作る。(p.103) ○ 天才をもつ人間は、少なくともその上なお二通りのものを所有しないならば、耐えがたい存在である。すなわち、感恩と、純潔と。…
『不安の概念』はすごい本でした。驚いたことに、岩波文庫が重版されていて、いま友朋堂とかに行けばふつうに新品が買えます。俺は20年前のやつを古本で買ったのに……。 ○ そのかわりに私は、不安を抱くことを覚えるというこのことは、誰もがやりとげねばなら…