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The Midnight Seminar

読書感想や雑記です。このブログの裏で始めた統計&プログラミングのブログのほうがアクセスが伸びてしまい、こっちが裏みたいになってます。

中国むけの日本語学習教材を出版しました

出版します 日本語教育

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 先月、ようやく発売されました(´∀`)
 中国のAmazonのページもできており、¥26とあるのはようするに26人民元なのでだいたい340円程度と、たぶん日本国内の同等の語学教材にくらべると5分の1ぐらいの価格となってますね。2008年に韓国むけの別のやつの出版に関わりましたが、値段はもっと高かった気がします。


 私べつに語学教育の専門家でもなんでもなく(サラリーマン仕事の片手間での参加)、中国語もわからないのですが、上記教材の日本語文章部分の執筆・編集担当として共著メンバーに入っています。私自身が担当した作業自体は1年以上前にだいたい終わっていて、あとは教材としての形式を整えたり、出版社との調整をしたりと、ほかのメンバーが頑張ってくれてようやく発売にこぎつけました。著者となっている中心メンバーの他にもたくさんの方の協力を得て、形になったものです。


 内容は、「流行語で学ぶ日本語」という日本語リーディングの教材で、以前のエントリでも書いてますが、本文は要するに2000年代の日本の「流行語」と言える言葉をテーマにしたエッセイ集です。私はその本文の3分の1ぐらいの執筆と、全体の日本語文章のチェック・調整みたいなことを担当しました。
 あくまでも、流行語をテーマにしたエッセイの日本語文をリーディング教材に使ってもらうという話なので、流行語そのものを中国の若者にマスターしてもらおうという趣旨ではないです。


 リンクした以前のエントリで書いたとおり、流行語といっても色々あったんですが、こういう言葉を切り口に「20世紀最初の10年」を振り返ってみるというのは、けっこう書いてる側としても面白かったです。テーマ選定などの段階では、現地の学生からアンケートをとったりするなど割と綿密に企画しているので、けっこう面白いものになったんじゃないかと思います。結果的に、トータルでいうと企画から発売までに3年ぐらいかかりましたが……。


 以下、テーマとして取り上げた流行語(と、個人的には入れたかったけど外れた流行語)を再掲します。「10年」というスパンをとっているので、我々の感覚からすると「今さら」感のあるものも多いですが、逆にそのほうが「最新の流行」を謳ったものよりは長期間読むにたえるものになるんじゃないかと思っております。

1.自分でも「コレは入れとくべきだろ」と思う「流行語」
「草食男子」
「萌え」
ネットカフェ難民
「クールビズ」
「派遣切り」
小泉劇場」「聖域なき改革」「構造改革」「刺客」「郵政民営化
「政権交代」「脱官僚」「政治主導」「マニフェスト」「事業仕分け」
貸し渋り」「貸し剥がし
「イイネ!」「いいね!」
「〜なう」
「メタボ」


2.現地学生のニーズに合わせて選定した「流行語」
「ファストファッション」
「自己責任」
ドメスティック・バイオレンス
「ブロードバンド・ブログ・SNSmixi
「内部告発・食品偽装」
名ばかり管理職
「年収300万円」
「埋蔵金」
「負け犬」
「政治とカネ」


3.流行語というか商品名みたいなもんだけど採用した「流行語」
AKB48
食べるラー油
スマートフォン


4.個人的に入れたかったけど外れた「流行語」
「ケータイ」
「スピリチュアル」
「KY」
「下流社会」「下流」「下流マーケティング」
「韓流」
「女子会」
ネット右翼
「アラサー」「アラフォー」
「イケメン」「キモヲタ」
「リア充」