The Midnight Seminar

読書感想や雑記です。このブログの裏で始めた統計&プログラミングのブログのほうがアクセスが伸びてしまい、こっちが裏みたいになってます。

中国むけの日本語学習教材を出版しました

先月、ようやく発売されました(´∀`) 中国のAmazonのページもできており、¥26とあるのはようするに26人民元なのでだいたい340円程度と、たぶん日本国内の同等の語学教材にくらべると5分の1ぐらいの価格となってますね。2008年に韓国むけの別のやつの出…

中野剛志『日本思想史新論――プラグマティズムからナショナリズムへ』(ちくま新書)

日本思想史新論: プラグマティズムからナショナリズムへ (ちくま新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/02/06メディア: 新書購入: 5人 クリック: 60回この商品を含むブログ (10件) を見る 中野さんがまた新刊を出してた。 Amazonにレビ…

西部邁、佐伯啓思等『「危機」の思想』(NTT出版)

危機の思想作者: 西部邁,佐伯啓思出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2011/07/29メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る Amazonにレビューアップしておきました。 90年代から『発言者』(現『表現者』)…

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(ハヤカワ文庫)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/11/25メディア: ペーパーバック購入: 4人 クリック: 204回この商品を含むブログ (59件) を見る 日…

アリストテレス『政治学』

政治学 (西洋古典叢書)作者: アリストテレス,牛田徳子出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (12件) を見る アリストテレスが『政治学』のなかで「男は38歳、女は16歳で結婚する…

宮崎学『暴力団追放を疑え』と山口組組長インタビュー

暴力団追放を疑え (ちくま文庫)作者: 宮崎学出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/01/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 53回この商品を含むブログ (2件) を見る 本書についてはAmazonに短いレビューをアップしただけだったのだが、今日の産經新聞の記…

崎谷博征『グズな大脳思考、デキる内臓思考』(2006年、明日香出版社)

グズな大脳思考デキる内臓思考―「アタマのいい人」の考え方はどうなっているの?ハラを鍛えて、やさしくカシコイ人に作者: 崎谷博征出版社/メーカー: アスカエフプロダクツ発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (11…

斉藤孝『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、2000年)

身体感覚を取り戻す―腰・ハラ文化の再生 (NHKブックス)作者: 斎藤孝出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2000/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 66回この商品を含むブログ (38件) を見る 斉藤孝といえば、言わずと知れた『声に出して読みたい日…

根本祐二『朽ちるインフラ――忍び寄るもうひとつの危機』(日本経済新聞出版社)

朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機作者: 根本祐二出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/05/25メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 532回この商品を含むブログ (14件) を見る アメリカでは、大恐慌後の公共工事ラッシュ時に建設された橋…

中野剛志『国力とは何か』(講談社現代新書)

国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策 (講談社現代新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (17件) を見る (送って頂いたのにきちんと読むのが遅くなりまして………

元公安調査庁・菅沼氏の会見動画(日本の裏社会について)

古いものですが。 公安調査庁出身の菅沼氏による、2007年(?)の外国人特派員向け会見の映像がフルでYouTubeにあったので、全部みてしまいました。「1-6」から「6-6」まで6本アップされていました。(エントリに動画を埋め込むと表示が重くなるのでリンク…

坂村健『変われる国・日本へ――イノベート・ニッポン』

変われる国・日本へ イノベート・ニッポン (アスキー新書)作者: 坂村健出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/03/12メディア: 新書購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (33件) を見る 4年ぐらい前の本ですが。 著者の坂村健氏は、組み込みOSの…

経産省/オルタナティヴ・ヴィジョン研究会『成長なき時代の「国家」を構想する』(中野剛志編)

成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―作者: 中野剛志,佐藤方宣,柴山桂太,施光恒,五野井郁夫,安高啓朗,松永和夫,松永明,久米功一,安藤馨,浦山聖子,大屋雄裕,谷口功一,河野有理,黒籔誠,山中優,萱野稔人出版社/メーカー: …

ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラック・スワン』(ダイヤモンド社)

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/06/19メディア: ハードカバー購入: 31人 クリック: 540回この商品を含むブログ (213件) を見るブラック・スワン[下]―不確…

吉村昭『関東大震災』(文春文庫)

関東大震災 (文春文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/08メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 98回この商品を含むブログ (52件) を見る 先月読んだ本のなかで最も衝撃的だったのはたぶんこれだろう。「なんか関東大震災ってよく知らない…

福沢諭吉『学問のすすめ』に関するメモ

学問のすゝめ (岩波文庫)作者: 福沢諭吉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1978/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 414回この商品を含むブログ (125件) を見る 岩波文庫で読める福沢諭吉の著作を復習しようと思いまして、まずは『学問のすすめ』にしまし…

西村賢太『苦役列車』『落ちぶれて袖に涙のふりかかる』

苦役列車作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/26メディア: ハードカバー購入: 7人 クリック: 206回この商品を含むブログ (103件) を見る 『苦役列車』は芥川賞を受賞した私小説作品で、エピソードはほとんど実話に近いらしい。父親が犯し…

藻谷浩介『デフレの正体』

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)作者: 藻谷 浩介出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/10メディア: 新書購入: 24人 クリック: 331回この商品を含むブログ (192件) を見る 2ヵ月ぐらい前に読んだ…

『必読書150』について

これだけは絶対読んどけって本 ↑たまにこういうスレッドが盛り上がるわけですが、必読書リストとしては、いまだに学生時代にみた『必読書150』という本が個人的には最強だと思う。選者の一覧をみれば分かる通り、昔懐かしい「ニューアカ」な香りがぷんぷんす…

戦時下にも政府やマスコミの煽りに騙されなかった人々

↓この記事を読みまして・・・ 半藤一利氏 『昭和史』 (ちきりんの日記) そして、もう日本が全くお話にならないくらい負けて疲弊して食べるものもなくて死にそうになっていた1945年7月28日、前日に届いたポツダム宣言について各マスコミが報じた内容は下記…

ローマクラブ『成長の限界――「人類の危機」レポート』

家の本棚を眺めていたらたまたま目にとまって、なんか今回の震災と関係ありそうなところはあるかな〜と思ってざっと読み直してみた。情報が古いけど、ネットニュースやツイッターをみてるよりは古典的な文献を掘り返したほうが楽しい場合も往々にしてあるよ…

井上雅人『洋服と日本人――国民服というモード』

洋服と日本人―国民服というモード (広済堂ライブラリー)作者: 井上雅人出版社/メーカー: 廣済堂出版発売日: 2001/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る 別のところに昔アップしていたレビューをコピーします。 著者…

山岸俊男『安心社会から信頼社会へ』(中公新書)

安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書)作者: 山岸俊男出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1999/06メディア: 新書購入: 24人 クリック: 265回この商品を含むブログ (109件) を見る 本書は、社会心理学の実験に基づいて日本社会の特徴を…

中野剛志著『TPP亡国論』(集英社新書)

TPP亡国論 (集英社新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/03/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 274回この商品を含むブログ (72件) を見る 2010年の秋に突如として「TPP」が話題に上り、いつの間にか「もちろん参加すべし!」との論調…

「清き一票」原理主義――一票の格差について

ぜんぜん、「一人一票」の実現を主張する人たちに反対する気はないんだけど、やはりどうしても、そのことをめちゃくちゃ重要な課題であるかのように言われると私は違和感を覚えるので、どういう違和感なのかはメモっておきたい。 基本的には1月のエントリ「…

「社会人」→「サラリーマン」

ツイッターで社会学者の鈴木謙介が、4月1日に就職する学生に向けて、「新社会人へ」うんぬんという書き込みをしていた。 「新社会人へ」鈴木謙介(kskszk 社会学者)/http://togetter.com/li/118199 でも、参政権があったり年金を払ったりしている学生は社…

日本の流行語を扱った教材をつくりました

2008年に、友人と作成した日本語教科書を韓国で出版しましたが(販売数はだいたい6000部で頭打ちになった模様。まぁ、マズマズかと思います。)、中国向けに別の日本語教科書を企画していて、やっと今年出版にこぎつけそうです(夏ごろの予定)。 まぁ私はプ…

一票の格差なんてどーでもいいのでは?

「一票の格差」なんて瑣末すぎてどうでもいい 今朝の産経新聞に一票の格差の話題が載っていた。 一票の格差 「違憲」「違憲状態」判決続々(2011年1月8日 産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/110108/trl1101082305005-n1.htm 参院選の「一票…

三木清『人生論ノート』

人生論ノート (新潮文庫)作者: 三木清出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 38回この商品を含むブログ (38件) を見る アマゾンレビューに昔書いたものを転載。 三木清の『人生論ノート』はまぎれもなく名著の中の名著だ…

猪木武徳『戦後世界経済史』(中公新書)

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)作者: 猪木武徳出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/05メディア: 新書購入: 14人 クリック: 146回この商品を含むブログ (72件) を見る 2009年に日経の「エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」で1位に…

新卒採用の就職活動時期を後ろ倒し

なんと!こんなことが。 新卒就活は4年の夏から 経団連、長期化に配慮し徹底へ産経新聞 9月25日(土)7時56分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100925-00000105-san-bus_all 日本経団連幹部は24日、新卒採用選考の開始時期を、4年生の夏以降に徹…

坂口安吾『特攻隊に捧ぐ』

堕落論 (新潮文庫)作者: 坂口安吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/06メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 97回この商品を含むブログ (155件) を見る N部先生が4月ぐらいに居酒屋で、「坂口安吾の『堕落論』の文庫本の所収されている『特攻隊に捧ぐ』を…

『論語』

論語 (タチバナ教養文庫)作者: 吉田公平出版社/メーカー: たちばな出版発売日: 2000/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 漢文の原文と、書き下し文と、日本語(現代語)訳が載っている。 以下、抜粋だけ。 学而第一 …

セルバンテス『ドン・キホーテ』

ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)作者: セルバンテス,Cervantes,牛島信明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/01/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 100回この商品を含むブログ (48件) を見る 学生時代に読んだ本が久しぶりに目にとまった。岩波文…

ジョージ・オーウェル『1984年』

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 216回この商品を含むブログ (264件) を見る 久しぶりに手に取った。 まぁあんまり面白いものでは…

今西錦司『生物の世界』

生物の世界 (講談社文庫 い 26-1)作者: 今西錦司,亀倉雄策出版社/メーカー: 講談社発売日: 1972/01/15メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (3件) を見る 今西錦司といえば「棲み分け理論」が有名だが、本書は↓の引用文にもあるとおり、今西が…

ランニング専門店 RUN WALK STYLE

年度末の2〜3月は仕事ラッシュで、2ヵ月連続で休日がなかったし、会社に3泊4日とかふつうにやってたけど(笑)、4月からは暇になったのでマラソンの練習を再開しました。 大阪に、「ランウォークスタイル」というランニングとウォーキングの専門店があ…

村上春樹『1Q84(BOOK3)』

1Q84 BOOK 3作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 67人 クリック: 2,031回この商品を含むブログ (663件) を見る 言葉にならないくらい、詰まらなかったです。何だこのネタ切れ感は(笑) もともと、べつに有…

就活と当事者意識

1月ごろのエントリーでも少し触れたけど、「『日本の就活』批判」というのはもはや一つのパターンになっていて、企業の面接官が学生に「日本の就活についてどう思う?」と質問したりするぐらいだし、酒場談義でも「自己分析とかくだらねー」「大学3年の秋…

『考えるヒントで考える』

考えるヒントで考える作者: 中野剛志出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2010/04メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る ゴールデンウィークに読み返したけど、とても読み易くて面白い! 「考えるヒント」とはもちろん小林秀雄の…

アンジェイ・ワイダ『カティンの森』

西部邁ゼミナール 現代映画事情【2】映画『カティンの森』 http://www.mxtv.co.jp/nishibe/youtube/index.html?201001 もう終わってしまったと思うけど、岩波ホールでアンジェイ・ワイダ監督の『カティンの森』が上映されていて、先月、休日出勤の振替で平…

予測学入門(S字曲線のはなし)

世の中のたいていの現象は「S字曲線」で予測できるという、たいへん愉快で怪しい本を読みました。セオダー・モーディス『予測学入門』というやつです。 もう、なんでもS字カーブでいけてしまうんだと。リチャード・フォスターの『イノベーション』という本…

アキレスと亀(ゼノンのパラドックス)

しょーもないネタですが、久しぶりに思い出したので書いておこう。 ゼノンのパラドックスの一つに「アキレスと亀」という有名な問題がある。簡単にいうと、 アキレスは亀よりも速く走れる。 亀の方が前にいる状態で、同時にスタート。 亀がスタート時にいた…

就活についてのメモ

就職活動(採用活動)関連メモ。 気ままに雑記 就職活動 http://d.hatena.ne.jp/takumasakaguti/20100110 そもそも就活というものはこんなに宗教じみているものなのか。皆当たり前のことを言ってるだけで自分の意思を持っての意見を聞いたことがない。企業の…

空気読めてないで症候群

ずいぶん昔、大学1年生のときに作っていたホームページに「日記」を書いていました。ブログサービスもそれなりに広まっていたけど、デザインが思い通りにならないものが多かったのでまだHTMLで書いてたなぁ。 借りていたサーバーはもう消滅し、当時使ってい…

村上春樹『1Q84』

1Q84 BOOK 1作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 44人 クリック: 1,302回この商品を含むブログ (1282件) を見る 1Q84 BOOK 2作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 40人…

天体写真の天才少年がクズのような存在に

天体写真に関するマニアックな話です。 正月に実家でネットをしていて初めて(今更)知りましたが、これはショック! リンク:宮城隆史氏による天体写真盗作問題まとめ リンク:事件の経緯 ( - 2009年10月16日) リンク:事件の経緯 (2009年10月20日 - ) 私は…

おもろいもん出てきた(就職活動の話……某社人事部採用担当へのヒアリング)

3年前に、食品会社や製薬会社を狙って研究職志望で就職活動を始めた▲▲大学のA子さんから、エントリーシートの書き方とか面接での自己PRの仕方について、相談を受けたことがありました(私は1年早く就職が決まっていたので)。 で、たまたま私は、某大手…

感性を研ぎ澄ます「手書き/手描き」

キーボードとマウスで文章などを書いている時よりも、「手書き」の時の方が脳が活性化しているという説があります。たとえば…… [動画]光トポグラフィがひらく未来 http://www.kagakueizo.org/2009/04/post-183.html 手書きの場合、脳が活発に働いて、血流を…

配達中の郵便局員。鹿に遭遇し負傷。

【EU発!Breaking News】配達中の郵便局員。鹿に遭遇し負傷。(デンマーク) 2009年3月24日 23:00 http://japan.techinsight.jp/2009/03/postman_090323010.html 島の小さな村の郵便局員Peder Jeppesenが、自転車で郵便物を配達中に鹿2匹に出くわし、自転車…