読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

The Midnight Seminar

読書感想や雑記です。このブログの裏で始めた統計&プログラミングのブログのほうがアクセスが伸びてしまい、こっちが裏みたいになってます。

藤井聡『新幹線とナショナリズム』

Amazonに投稿したレビュー(リンク)を貼ります。 新幹線とナショナリズム (朝日新書)作者: 藤井聡出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/08/09メディア: 新書この商品を含むブログを見る 本書は、東海道新幹線の建設をめぐる約半世紀前のドラマを振り…

楠戸伊緒里『放射性廃棄物の憂鬱』(祥伝社新書)――10万年の地中管理は可能か

放射性廃棄物の憂鬱(祥伝社新書269)作者: 楠戸伊緒里出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/03/02メディア: 新書購入: 3人 クリック: 138回この商品を含むブログ (2件) を見る 放射性廃棄物の処分方法を詳細に論じた一般向けの新書である。たぶんあんま…

中野剛志『日本思想史新論――プラグマティズムからナショナリズムへ』(ちくま新書)

日本思想史新論: プラグマティズムからナショナリズムへ (ちくま新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/02/06メディア: 新書購入: 5人 クリック: 60回この商品を含むブログ (10件) を見る 中野さんがまた新刊を出してた。 Amazonにレビ…

西部邁、佐伯啓思等『「危機」の思想』(NTT出版)

危機の思想作者: 西部邁,佐伯啓思出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2011/07/29メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る Amazonにレビューアップしておきました。 90年代から『発言者』(現『表現者』)…

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(ハヤカワ文庫)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/11/25メディア: ペーパーバック購入: 4人 クリック: 204回この商品を含むブログ (59件) を見る 日…

アリストテレス『政治学』

政治学 (西洋古典叢書)作者: アリストテレス,牛田徳子出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (12件) を見る アリストテレスが『政治学』のなかで「男は38歳、女は16歳で結婚する…

宮崎学『暴力団追放を疑え』と山口組組長インタビュー

暴力団追放を疑え (ちくま文庫)作者: 宮崎学出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/01/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 53回この商品を含むブログ (2件) を見る 本書についてはAmazonに短いレビューをアップしただけだったのだが、今日の産經新聞の記…

崎谷博征『グズな大脳思考、デキる内臓思考』(2006年、明日香出版社)

グズな大脳思考デキる内臓思考―「アタマのいい人」の考え方はどうなっているの?ハラを鍛えて、やさしくカシコイ人に作者: 崎谷博征出版社/メーカー: アスカエフプロダクツ発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (11…

斉藤孝『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、2000年)

身体感覚を取り戻す―腰・ハラ文化の再生 (NHKブックス)作者: 斎藤孝出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2000/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 66回この商品を含むブログ (38件) を見る 斉藤孝といえば、言わずと知れた『声に出して読みたい日…

根本祐二『朽ちるインフラ――忍び寄るもうひとつの危機』(日本経済新聞出版社)

朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機作者: 根本祐二出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/05/25メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 532回この商品を含むブログ (14件) を見る アメリカでは、大恐慌後の公共工事ラッシュ時に建設された橋…

中野剛志『国力とは何か』(講談社現代新書)

国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策 (講談社現代新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (17件) を見る (送って頂いたのにきちんと読むのが遅くなりまして………

坂村健『変われる国・日本へ――イノベート・ニッポン』

変われる国・日本へ イノベート・ニッポン (アスキー新書)作者: 坂村健出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/03/12メディア: 新書購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (33件) を見る 4年ぐらい前の本ですが。 著者の坂村健氏は、組み込みOSの…

経産省/オルタナティヴ・ヴィジョン研究会『成長なき時代の「国家」を構想する』(中野剛志編)

成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―作者: 中野剛志,佐藤方宣,柴山桂太,施光恒,五野井郁夫,安高啓朗,松永和夫,松永明,久米功一,安藤馨,浦山聖子,大屋雄裕,谷口功一,河野有理,黒籔誠,山中優,萱野稔人出版社/メーカー: …

ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラック・スワン』(ダイヤモンド社)

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/06/19メディア: ハードカバー購入: 31人 クリック: 540回この商品を含むブログ (213件) を見るブラック・スワン[下]―不確…

吉村昭『関東大震災』(文春文庫)

関東大震災 (文春文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/08メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 98回この商品を含むブログ (52件) を見る 先月読んだ本のなかで最も衝撃的だったのはたぶんこれだろう。「なんか関東大震災ってよく知らない…

福沢諭吉『学問のすすめ』に関するメモ

学問のすゝめ (岩波文庫)作者: 福沢諭吉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1978/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 414回この商品を含むブログ (125件) を見る 岩波文庫で読める福沢諭吉の著作を復習しようと思いまして、まずは『学問のすすめ』にしまし…

西村賢太『苦役列車』『落ちぶれて袖に涙のふりかかる』

苦役列車作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/26メディア: ハードカバー購入: 7人 クリック: 206回この商品を含むブログ (103件) を見る 『苦役列車』は芥川賞を受賞した私小説作品で、エピソードはほとんど実話に近いらしい。父親が犯し…

藻谷浩介『デフレの正体』

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)作者: 藻谷 浩介出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/10メディア: 新書購入: 24人 クリック: 331回この商品を含むブログ (192件) を見る 2ヵ月ぐらい前に読んだ…

『必読書150』について

これだけは絶対読んどけって本 ↑たまにこういうスレッドが盛り上がるわけですが、必読書リストとしては、いまだに学生時代にみた『必読書150』という本が個人的には最強だと思う。選者の一覧をみれば分かる通り、昔懐かしい「ニューアカ」な香りがぷんぷんす…

戦時下にも政府やマスコミの煽りに騙されなかった人々

↓この記事を読みまして・・・ 半藤一利氏 『昭和史』 (ちきりんの日記) そして、もう日本が全くお話にならないくらい負けて疲弊して食べるものもなくて死にそうになっていた1945年7月28日、前日に届いたポツダム宣言について各マスコミが報じた内容は下記…

ローマクラブ『成長の限界――「人類の危機」レポート』

家の本棚を眺めていたらたまたま目にとまって、なんか今回の震災と関係ありそうなところはあるかな〜と思ってざっと読み直してみた。情報が古いけど、ネットニュースやツイッターをみてるよりは古典的な文献を掘り返したほうが楽しい場合も往々にしてあるよ…

井上雅人『洋服と日本人――国民服というモード』

洋服と日本人―国民服というモード (広済堂ライブラリー)作者: 井上雅人出版社/メーカー: 廣済堂出版発売日: 2001/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る 別のところに昔アップしていたレビューをコピーします。 著者…

山岸俊男『安心社会から信頼社会へ』(中公新書)

安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書)作者: 山岸俊男出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1999/06メディア: 新書購入: 24人 クリック: 265回この商品を含むブログ (109件) を見る 本書は、社会心理学の実験に基づいて日本社会の特徴を…

中野剛志著『TPP亡国論』(集英社新書)

TPP亡国論 (集英社新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/03/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 274回この商品を含むブログ (72件) を見る 2010年の秋に突如として「TPP」が話題に上り、いつの間にか「もちろん参加すべし!」との論調…

三木清『人生論ノート』

人生論ノート (新潮文庫)作者: 三木清出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 38回この商品を含むブログ (38件) を見る アマゾンレビューに昔書いたものを転載。 三木清の『人生論ノート』はまぎれもなく名著の中の名著だ…

猪木武徳『戦後世界経済史』(中公新書)

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)作者: 猪木武徳出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/05メディア: 新書購入: 14人 クリック: 146回この商品を含むブログ (72件) を見る 2009年に日経の「エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」で1位に…

坂口安吾『特攻隊に捧ぐ』

堕落論 (新潮文庫)作者: 坂口安吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/06メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 97回この商品を含むブログ (155件) を見る N部先生が4月ぐらいに居酒屋で、「坂口安吾の『堕落論』の文庫本の所収されている『特攻隊に捧ぐ』を…

『論語』

論語 (タチバナ教養文庫)作者: 吉田公平出版社/メーカー: たちばな出版発売日: 2000/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 漢文の原文と、書き下し文と、日本語(現代語)訳が載っている。 以下、抜粋だけ。 学而第一 …

セルバンテス『ドン・キホーテ』

ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)作者: セルバンテス,Cervantes,牛島信明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/01/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 100回この商品を含むブログ (48件) を見る 学生時代に読んだ本が久しぶりに目にとまった。岩波文…

ジョージ・オーウェル『1984年』

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 216回この商品を含むブログ (264件) を見る 久しぶりに手に取った。 まぁあんまり面白いものでは…

今西錦司『生物の世界』

生物の世界 (講談社文庫 い 26-1)作者: 今西錦司,亀倉雄策出版社/メーカー: 講談社発売日: 1972/01/15メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (3件) を見る 今西錦司といえば「棲み分け理論」が有名だが、本書は↓の引用文にもあるとおり、今西が…

村上春樹『1Q84(BOOK3)』

1Q84 BOOK 3作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 67人 クリック: 2,031回この商品を含むブログ (663件) を見る 言葉にならないくらい、詰まらなかったです。何だこのネタ切れ感は(笑) もともと、べつに有…

『考えるヒントで考える』

考えるヒントで考える作者: 中野剛志出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2010/04メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る ゴールデンウィークに読み返したけど、とても読み易くて面白い! 「考えるヒント」とはもちろん小林秀雄の…

予測学入門(S字曲線のはなし)

世の中のたいていの現象は「S字曲線」で予測できるという、たいへん愉快で怪しい本を読みました。セオダー・モーディス『予測学入門』というやつです。 もう、なんでもS字カーブでいけてしまうんだと。リチャード・フォスターの『イノベーション』という本…

アキレスと亀(ゼノンのパラドックス)

しょーもないネタですが、久しぶりに思い出したので書いておこう。 ゼノンのパラドックスの一つに「アキレスと亀」という有名な問題がある。簡単にいうと、 アキレスは亀よりも速く走れる。 亀の方が前にいる状態で、同時にスタート。 亀がスタート時にいた…

村上春樹『1Q84』

1Q84 BOOK 1作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 44人 クリック: 1,302回この商品を含むブログ (1282件) を見る 1Q84 BOOK 2作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 40人…

T.ヴェブレン『営利企業の理論』(勁草書房)

企業の理論作者: T.ヴェブレン,Thorstein Veblen,小原敬士出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1996/03メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る やばい、ヴェブレンの『(営利)企業の理論』面白すぎる。『有閑階級の理論』なんかよ…

楊逸『時が滲む朝』

時が滲む朝作者: 楊逸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (78件) を見る 単行本も出ているが、私は月刊『文藝春秋』の9月号で読んだ。 中国人の女性作家・楊逸氏の芥川賞受賞作品であ…

中野剛志『経済はナショナリズムで動く』(PHP)

経済はナショナリズムで動く作者: 中野剛志出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/10/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (12件) を見る 短めの要約を↑のアマゾンのレビューに書き込んでありますが、詳細に紹介すると↓のよう…

補足(『サブカル・ニッポンの新自由主義』について)

↓のエントリーへの補足。 鈴木謙介は、ワーキングプアやロストジェネレーションの利益を代弁する声が、いつの間にか「新自由主義」=「既得権批判」のロジックに転化していて、より一層の雇用流動化を促しているという逆説的な指摘から『サブカル・ニッポン…

鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』

サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (100件) を見る 新自由主義=既得権批判 鈴木は本書で「新…

 アメリカ経済に関するルポ(著者は全部女性)

数日前、東京で3人の銀行員と飲んだ際に、今売れてる『ルポ・貧困大国アメリカ』(堤未果、岩波新書)が話題になって、面白いと言われたので買って読んでみたら本当に面白かった。いやまぁ内容は一面的だけど。面白いルポって、女性が書いたものが多い気が…

「循環型社会」論の参考文献

「循環型社会」論は、トンデモ感あり、スピリチュアル感あり、哲学論と技術論の混同あり、それでもまじめに議論している科学者ありと、けっこうマニアックな世界になっているようです。 環境問題って意外にあんま関心ある人いないんですが、そのうち人が集ま…

中野剛志著『国力論――経済ナショナリズムの系譜』(以文社)

「経済ナショナリズム」の思想 本書は、マルクス経済学と経済自由主義の陰に隠れて異端扱いされてきた「経済ナショナリズム」の理論の系譜に、光を当てなおす試みである。経済政策は「国家」政策であり、経済学はその政策に示唆を与えるべきものであるはずな…

浅野智彦『自己への物語論的接近――家族療法から社会学へ』(勁草書房)

秋葉原の「通り魔事件」についての文章をまとめていて、その参考の一つとして手にとった本。薄かったし、面白かったし、分かりやすかった。「Life」というラジオ番組のウェブサイトで参考図書に挙げられていたのだが、番組のなかでは事件を解釈するために使…

『社会的排除/包摂と社会政策』

ここ4年ぐらいの間に、「格差社会」が問題として取り上げられることは珍しくなくなった。そして議論はさらに進んで、ジャーナリズムの場で「ワーキングプア」についてのルポが量産されつつあることに見られるように、焦点は「格差」から「貧困」に移ってい…

シェイクスピア『ロミオとジューリエット』(岩波文庫)

シェイクスピアの有名な作品のなかでは、比較的平凡なのかも。 ○ 怪我をしたことのない奴に限って他人の傷を馬鹿にする。(p.70) ○ おお、ロミオ、ロミオ! どうしたあなたはロミオなの? お父様とは無関係、自分の名は自分の名ではない、とおっしゃってく…

ゲーテ『若きウェルテルの悩み』(岩波文庫)

「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」(ゲーテ) ○ 私はよく知っている。われわれは平等ではない、またありえもしない。しかし、思うのだが、威厳を保たんがためにいわゆる賤民から遠ざかる必要…

岡倉天心『茶の本』(岩波文庫)

岡倉天心は明治時代を通じて活躍した美術研究家である。ちなみに、天心が設立に尽力し、第二代校長を務めた東京美術学校は、現在の東京芸大美術学部だ。 「アジアは一つである」というのは天心がロンドンで出版した『東洋の理想』の冒頭の有名な一文だが、こ…

デュルケーム『自殺論』(中公文庫)

○ 私の実践している社会学的方法は一に帰して、社会的事実はものと同じように、いいかえれば、個人の外部にある実在と同じように研究されなければならない、という基本的原則の上に立てられている。(p.13) ○ 自殺とは本質的に男性的なものの表現である。女…