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The Midnight Seminar

読書感想や雑記です。このブログの裏で始めた統計&プログラミングのブログのほうがアクセスが伸びてしまい、こっちが裏みたいになってます。

根本祐二『朽ちるインフラ――忍び寄るもうひとつの危機』(日本経済新聞出版社)

朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機作者: 根本祐二出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/05/25メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 532回この商品を含むブログ (14件) を見る アメリカでは、大恐慌後の公共工事ラッシュ時に建設された橋…

中野剛志『国力とは何か』(講談社現代新書)

国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策 (講談社現代新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (17件) を見る (送って頂いたのにきちんと読むのが遅くなりまして………

坂村健『変われる国・日本へ――イノベート・ニッポン』

変われる国・日本へ イノベート・ニッポン (アスキー新書)作者: 坂村健出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/03/12メディア: 新書購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (33件) を見る 4年ぐらい前の本ですが。 著者の坂村健氏は、組み込みOSの…

経産省/オルタナティヴ・ヴィジョン研究会『成長なき時代の「国家」を構想する』(中野剛志編)

成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―作者: 中野剛志,佐藤方宣,柴山桂太,施光恒,五野井郁夫,安高啓朗,松永和夫,松永明,久米功一,安藤馨,浦山聖子,大屋雄裕,谷口功一,河野有理,黒籔誠,山中優,萱野稔人出版社/メーカー: …

藻谷浩介『デフレの正体』

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)作者: 藻谷 浩介出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/10メディア: 新書購入: 24人 クリック: 331回この商品を含むブログ (192件) を見る 2ヵ月ぐらい前に読んだ…

ローマクラブ『成長の限界――「人類の危機」レポート』

家の本棚を眺めていたらたまたま目にとまって、なんか今回の震災と関係ありそうなところはあるかな〜と思ってざっと読み直してみた。情報が古いけど、ネットニュースやツイッターをみてるよりは古典的な文献を掘り返したほうが楽しい場合も往々にしてあるよ…

中野剛志著『TPP亡国論』(集英社新書)

TPP亡国論 (集英社新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/03/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 274回この商品を含むブログ (72件) を見る 2010年の秋に突如として「TPP」が話題に上り、いつの間にか「もちろん参加すべし!」との論調…

猪木武徳『戦後世界経済史』(中公新書)

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)作者: 猪木武徳出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/05メディア: 新書購入: 14人 クリック: 146回この商品を含むブログ (72件) を見る 2009年に日経の「エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」で1位に…

新卒採用の就職活動時期を後ろ倒し

なんと!こんなことが。 新卒就活は4年の夏から 経団連、長期化に配慮し徹底へ産経新聞 9月25日(土)7時56分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100925-00000105-san-bus_all 日本経団連幹部は24日、新卒採用選考の開始時期を、4年生の夏以降に徹…

予測学入門(S字曲線のはなし)

世の中のたいていの現象は「S字曲線」で予測できるという、たいへん愉快で怪しい本を読みました。セオダー・モーディス『予測学入門』というやつです。 もう、なんでもS字カーブでいけてしまうんだと。リチャード・フォスターの『イノベーション』という本…

おもろいもん出てきた(就職活動の話……某社人事部採用担当へのヒアリング)

3年前に、食品会社や製薬会社を狙って研究職志望で就職活動を始めた▲▲大学のA子さんから、エントリーシートの書き方とか面接での自己PRの仕方について、相談を受けたことがありました(私は1年早く就職が決まっていたので)。 で、たまたま私は、某大手…

T.ヴェブレン『営利企業の理論』(勁草書房)

企業の理論作者: T.ヴェブレン,Thorstein Veblen,小原敬士出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1996/03メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る やばい、ヴェブレンの『(営利)企業の理論』面白すぎる。『有閑階級の理論』なんかよ…

中野剛志『経済はナショナリズムで動く』(PHP)

経済はナショナリズムで動く作者: 中野剛志出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/10/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (12件) を見る 短めの要約を↑のアマゾンのレビューに書き込んでありますが、詳細に紹介すると↓のよう…

 アメリカ経済に関するルポ(著者は全部女性)

数日前、東京で3人の銀行員と飲んだ際に、今売れてる『ルポ・貧困大国アメリカ』(堤未果、岩波新書)が話題になって、面白いと言われたので買って読んでみたら本当に面白かった。いやまぁ内容は一面的だけど。面白いルポって、女性が書いたものが多い気が…

T.R.マルサス『人口論』(中公文庫)

本書の「人口は、制限されなければ等比数列的に増大する。生活資料は、等差数列的にしか増大しない」(p.23)という命題は、高校の教科書にも載っていてあまりにも有名だ(生活資料=食糧)。人口と食糧の増加の比率については、本書の中にもいくつかの数値…

三浦展『格差が遺伝する』

格差が遺伝する! ~子どもの下流化を防ぐには~ (宝島社新書)作者: 三浦展出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/05/19メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (27件) を見る 著者・三浦展は2年前に『下流社会』という大ベストセラーを書いて有名に…

大阪・長居公園のホームレス、テント村強制撤去問題

>> 長居公園テント村強制撤去問題 3週間後に始まる「世界陸上2007」を開催するために、半年前に長居公園のホームレスが強制的に追い出されたわけです。 以下、「長居公園テント村住人による大阪市に対する弁明書」より一部引用。 私は3年前まで調理師として…

門倉貴史『ホワイトカラーは給料ドロボーか』

ホワイトカラーは給料ドロボーか? (光文社新書)作者: 門倉貴史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/06メディア: 新書購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (36件) を見る 少し前に話題になった「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入の目的のひ…

『ワーキングプア――日本を蝕む病』(NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班編、ポプラ社、2007年6月)

昨年放送されたNHKスペシャル『ワーキングプア』を書籍化したもの(発売は先月)で、当初は『日本の貧困』というタイトルが予定されていたというように、「働いても働いても生活保護水準以下の収入しか得られない人々」の生活をリポートしたのが本書である。…

『ロストジェネレーション――さまよう2000万人』(朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班、朝日新聞社、2006年7月)

私も含めて、ごく普通に大学を卒業して正社員として就職した人間には想像し難いことなのだが、「バイト」や「派遣」などの非正規雇用者のなかに、ほとんどチャップリンの『モダン・タイムス』を思わせるような過酷な労働条件で生活苦を強いられている人が、…

西部邁『経済倫理学序説』

経済倫理学序説 (中公文庫)作者: 西部邁出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1991/11メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る 1983年に出版され、同年の吉野作造賞を受賞した、経済学者時代の西部邁の代表的作品のひとつ。「学者」時…

高橋伸夫『虚妄の成果主義』

虚妄の成果主義―日本型年功制復活のススメ作者: 高橋伸夫出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2004/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 47回この商品を含むブログ (67件) を見る ベストセラーになった、「成果主義」批判の書である。 第1章は成果主義を批…